上社 御柱祭 みどころ
上社 御柱の特徴
上社の御柱には、角のような「めどでこ」がつけられます。めどでこに人が乗り、御柱を左右に揺すりながら進みます。
木落し
下社ほどの勾配・距離ではないが、めどでこに乗ったままの木落しは圧巻です。
川越し
上社特有。宮川で御柱を清めます。
子之神(ねのかみ)
寝之神とも呼ばれ、かつて本宮一の御柱が一泊したところ。現在は、お払いを受けるだけになっている。
木落し(きおとし)
斜度27度の木落し坂。めどでこに大勢の若衆を乗せたまま、柱が坂を下ると拍手と歓声が沸き起こります。
川越し(かわごし)
山出し最後の難所。水温10度以下の川に入り、御柱を対岸に渡します。
里曳き(さとびき)
御柱を本宮・前宮まで曳きつけます。さまざまな出し物が行われ、お祭りムード。
建御柱(たておんばしら)
祭りのフィナーレ。多くの人を乗せた御柱が社殿の4隅に建てられます。
その他の行事
御柱仮見立て
御柱祭の2年前に、関係者約800人が山に入り御柱の候補を決める。
御柱本見立て
仮見立てから約9ヶ月後、約900人が再び山に入り、御柱8本を正式に決定する。薙鎌(なぎがま)が打ち付けられる。
御柱抽籤式
御柱の年2/15に曳行分担を決める式が本宮で行われる。より大きい御柱を得ようとする。1000人もの氏子がやってくる。
御柱伐採
伝統にのっとり、よきとのこぎりだけで8本を切り倒す。
御柱休め
里曳き前の4月17,18日に、6年間役目をはたした御柱が倒された。6/20の御柱休めの儀を経て、御神木が巨木にかわります。